咀嚼運動で「顔のたるみ」を改善し、老け顔対策に!

2018/10/18

咀嚼運動で「顔のたるみ」を改善し、老け顔対策に!

咀嚼運動で「顔のたるみ」を改善し、老け顔対策に!

顔のたるみを改善したい場合は、表情筋を鍛えることが欠かせません。

加齢によって表情筋が衰えると重力に逆らう力がなくなり、たるみとして現れてしまうのです。
そこで、今の生活習慣に負担とならない咀嚼運動による表情筋の鍛え方をご紹介します。

咀嚼運動が表情筋を鍛えるのに効果的なワケ

表情筋とは、目や鼻、口などの動きを作り出す筋肉です。
顔だけでも30種類以上の筋肉があり、総称して表情筋と呼ばれています。
その一部をご紹介しましょう。

■前頭筋……まゆ毛からおでこへと伸びる筋肉
■眼輪筋……目の周囲にある筋肉
■口輪筋……唇の周囲にある筋肉

これらの筋肉が衰えることで、たるみなどが起こりやすくなります。

咀嚼運動は、たるみと深く関わっている表情筋のなかでも咀嚼筋と呼ばれる筋肉を効果的に鍛えることができます。
咀嚼するときに手をこめかみに当ててみてください。

咀嚼した時に、動いているのが咀嚼筋のひとつ「側頭筋」です。
口を大きく動かして咀嚼することで側頭筋をしっかり働かせることができます。

この側頭筋が衰えると、顔がたるんでいまい老けて見られてしまいます。

咀嚼運動方法

普段の食事の際に、取り入れるだけのとても簡単な方法です。

■咀嚼運動のやり方
1. 口に食べ物を入れたら、姿勢を正します。
2. 口の右側で10回噛みます。
3. 次は左側で10回噛みます。
4. ラストは口内全体を使って10回噛みましょう。

この4点を食事の際に気をつけるだけです。
姿勢を正すことで、より顔のたるみの改善効果が期待できます。
しかし食材が柔らかいと30回噛むうちになくなってしまう恐れがあるので、噛みごたえがある食材を選ぶようにしましょう。

たとえば、温野菜や野菜スティック、玄米、浅漬、油揚げ、もやしなどがオススメです。
噛む回数を増やすことで、表情筋が鍛えられるだけでなく満腹感を得やすくなるのでダイエットにも役立ちます。

また、しっかりと咀嚼すると食べる量が約10%減少するという報告もあります。
さらに唾液の分泌が良くなりむし歯防止になる、レプチンというホルモンが分泌されエネルギー消費量を促すといったメリットもあります。

食事以外では粒ガムや板ガムを使用するのも良いでしょう。
粒ガムの場合は2個、板ガムの場合なら1枚用意してください。

慣れるまでは食事のたびに咀嚼運動をするのが大変かもしれません。
しかし、スキンケアや運動なども継続してこそ効果が期待できます。

まずは、1日1回時間に余裕のある時に取り入れてみてください。
そして1週間を目標に続けてみましょう。